Hello, you
東北新幹線🚄郡山駅からJR乗り換え口のところにちょっとした福島のお土産が売っているコーナーがある。 会津方面の乗り換えは『磐越西線』なので、このお土産コーナーの隣のホームに降りればいい。
数年前、裏磐梯に出かけた時もここを通り、不思議な小さな人形たちが目に入った。

この微笑みかけてくる人形群はなんだ⁉️ 福島といえば『赤べこ』のイメージはあったが、これらの名前がわからない。。。でも、気になる。親指ほどの大きさのこの人形たちをその時、ついお買い上げし、今、それらは自宅の旅のお土産棚で微笑んでいる。
調べると、その名は、『起き上がり小法師(おきあがりこぼし)』。転んでもすぐに起き上がる様子から「七転八起」の縁起物とされているとのこと。福島県会津の郷土玩具。厳しい自然環境の中に微笑みながら強く生きる、そんな土地の人々の姿から生まれてきたのだろう。

【由来】を調べてみると、江戸時代初期に会津藩主が藩士たちの冬の間の内職として作らせたものだという。毎年1月10日の初市である十日市で、家族の人数ともう一つ、多めに起き上がり小法師を買うならわしがあるようだ。家族が増えるように、お金が増えるように、そして無病息災や家内安全を願って、家族の人数にプラスひとつ多めに求めるのだそう。。。
値段は600円台。大きさによっても違ってくる。小法師の服の色も青とか黄色とかもある。中でも赤は、赤が魔除けの色といわれたことや、法師が着る衣装の中で赤が最も位の高い色とされてきたとなどから赤色のものが多い。

今回、宿泊した宿『向瀧』には玄関の奥に小さな売店があり、干支の置物がたくさん置いてあった。これらは1つ 900円台。十二支全部買いたくなってしまうのだが、12個買うとかなりな出費になったしまう、、、。干支の置物は毎年、買い揃えているので、今回は諦めた💦
さぁ、辛いことがあっても、思いがけず転んでも、起き上がり小法師を見習って、微笑みながら起きあがろう。